好きなものが多すぎてダダ漏れ

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わたしと英語

20代の頃、メーカー系のグループ会社でソフトウェアやデジタルコンテンツのプロデュースの仕事をしていました。本社の案件で中国の会社にハードウェアを売るために一緒にソフトウェアを開発するという仕事があり中国へ何度か出張していました。

現地のIT企業で働く中国の若者は一定層の富裕層や上流階級の家の子らしく、若い子たちもほぼ全員英語が話せていることに衝撃を受けました。

大企業の中国支社の人たちはもちろんですが小さな10〜20人の現地企業の子達でさえ英語をある程度扱えてて、中には日本語は読み書きならできるという人もいて、話を聞くとそうでないと就職することが出来ないといっていました。

 

中国の案件が落ち着いて、その時の衝撃を思い出し一念発起して英会話スクールの「ベルリッツ」に、見学に行きまして、そのままマンツーマンレッスンに申し込みました。

 

そのお値段80万!

 

「これは投資だー!」と、かなりの大金。とくに当時は貯金を叩いて入学。

週末をメインに通っていたのですが…、英会話ってうか、…発話が出来ない。

語彙が圧倒的に少ないのは当たり前なのですが、レッスン用のいろんなシチュエーションの小芝居が、キョーレツに恥ずかしく、声に出すのが耐え難い。

エミリーになったり、キャサリンになったり、ショッピングのシチュエーションでスカートの種類を尋ねたり、オフィスで電話をとって伝言を聞いたり…。

誰かになりきって台詞をしゃべるのがもう、無理。辛い、苦痛でしかなく、これは何の罰ゲーム?いや、天罰?

 

こんな状態なもんだから、予習も復習も全くせず週一回の苦痛をなんとかやり過ごすことに終始した結果、なんにも身につくことなく終了。

全てのレッスン回数を終え、次のステップへ行くのが慣例の様でしたが私はここで終了しました。いや、脱落…完全なる落第。

ベルリッツが決して悪いわけではない、わたしが甘かった…。10年以上前の話です。

ああ、なぜあの時わたしは…。苦い思い出。

 

教科書やら、CDやらバインダーなどたくさんの教材はいまもクローゼットに眠っています…。

 

それから月日は流れ、いまでは白髪を気にし始めた妙齢。いまなら、いま勉強したらちがうかもしれない。

 

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