先日、野田秀樹さんの舞台『Q』:A Night At The Kabuki inspired by A Night At The Opera を観た。
今回、E列という最高のお席で、堪能しすぎた。くらくらするし胸がドキドキしすぎた。
野田さんの舞台はいい席率が高い。
クィーンとロミオとジュリエットと源氏と平家。
上川達也さんの迫力、広瀬すずちゃんの可愛らしさ。松たかこさんの安定感。
なんかなあ、私はクィーンについてほとんど知識がなく、楽曲もテレビCMとドラマでかかるものしかしらない。たぶん見逃している、聞き逃している情報があるんだろうと思う。
けど、なにかが目から耳から皮膚から入って、しっかり心に響いた。野田秀樹さんの舞台はいつもそう。音楽と光と闇、役者さんの表情そして台詞。すべてがピシーッと揃って何かを訴えていて、わっしょいわっしょいと物語の真意がわからぬまま高揚してしまう。物語の真意なんてどうでもいい、感じるのもはあった。これが芸術だ、アートだ、感動だ。
わかりやすいとかわかりにくいとか定義をしたく無いけど、私でも受け取れたメッセージには戦争への憤りが込められていました。このメッセージは繰り返し使われているテーマ的な物で、いつだったかはマスコミへの憤りでした。
そして、広瀬すずちゃんをみてなつ〜〜と涙が出そうになったヨネー。カワイカッタヨネー。
※朝ドラ「あおぞら」